柿と言っても「市田柿」と呼ばれる干し柿用の柿の木です。まだまだ剪定素人の私は頭の中へ入れるのに精一杯です。
今日勉強したこと
- 陽がよく当たるようにすること。枝の重なりをなくす
- 作業性が良いこと(中樹高)
- 消毒がよく掛かるようにすること
- 主枝または亜主枝を全体としてとらえたとき葉の形をイメージする
- 亜主枝や側枝は主枝より強くならないように適度に切り返す
- 背中枝はできるだけ残さない。日焼け防止にわずか程度
- 腹枝は日陰になるのでできるだけ残さない
- 結果母子は割り箸程度のものを多く残すのが良い
- 枝は主枝に対して横や先の方に向くよう.元の方に向く枝はできるだけ残さない
- 先を伸ばしていく枝は、結果母子の先端の芽から出た枝を残していく
- 枝元の小さい小枝は2~3年後に切り戻せるように残す
- 細く長い枝先は成らせ過ぎると下がってしまうので結果母枝を減らす
柿園 その1
周囲とのかぶりはそれほどなく、木々への陽当たりが良い園です。
収穫が大変なので2本の主枝先端の高い枝を大きく縮めました。また、垂れ下がった割と中程度の太枝を抜きました。SS(スピードスプレーヤー)による消毒や乗用草刈器の邪魔になり、作業性が悪くなるからです。
大きい枝を併せて3本抜いたので、全体に小枝を切りすぎないようにしました。(指導員と農業プロの方々が)
剪定後1
剪定後2(反対側から撮影)
柿園 その2
ここも周囲とのかぶりはそれ程は無い園です。
園主から収穫が大変だというので、主幹先端から伸びている最も高い主枝を切断しました。その後、一般的な剪定を行いました。
剪定前 (感想:ヘエーこれを切っちゃうのか!)
主枝切り落とし後
別の主枝の剪定後
剪定完了 (これでも4本主枝の形状。陽が良く当たりそうです。来年が楽しみ)
これから伝兵衛農園も柿の剪定を始めます。