菌ちゃん農法(炭素循環農法)の畝作り

用意した炭素資材

朽ち木屑

昨年末に刈ったススキなどの草

果樹の剪定枝のチップ

畝立て

① あらかじめ畑全体に炭や蛎殻石灰を撒き、耕す。
② トラクターのロータリーに自作の畝立アタッチメントを取り付けて畝立て。
③ 畝の上に炭素資材(朽ち木屑、チップ、枯れ草)を積み重ね。炭素資材が乾燥しすぎているときは雨にあてるか水をしっかり撒く。
④ 炭素資材が隠れる程度に土を被せてマルチをする。
⑤ マルチの上の所々に土の塊を重しとして載せる。

畝立アタッチメントを取り付けたトラクターで畝立て

朽ち木屑・チップ・枯れ草を載せて土を軽く被せる

こちらは枯れススキだけを載せた畝

マルチをして更に上に土塊を載せて畝が完成

今回、畝を作った場所は長い期間放置されていた畑(田)です。一部は私が3年間ほどサツマイモを作ってきて、昨年から炭素循環農法に変更した所です(上の写真下段)。
畝の作り方は「菌ちゃん農法」のYouTubd動画に大変詳しく説明されています。私はできるだけそれに近付くようにやってみました。
畝作りは昨年の秋の内にやっておくと良かったようですが、今からでも春の植え付けに間に合わせようと2022/2/28~3/7に掛けて畝を完成させました。

トラクターの畝立アタッチメント

菌ちゃん農法を実践するためには畝作りが重労働です。管理機と手作業だけで畝を立てるのは年齢的にも時間的にもとても大変です。ネットで検索していたらトラクターのロータリーに取り付ける畝立て機を自作したという徳島のかずさんの記事と動画が見つかりました。自分も畝立て前に作ろうと発起し、かずさんのものを参考にして自分なりに設計製作しました。
写真は1号機の様子です。後の手直しは必要ですがお陰で畝立てが格段に捗りました。畝立て機(畝立てアタッチメント)の設計製作についてはいずれ投稿したいと思っています。

徳島のかずさんの畝立て機を参考にして自作した畝立アタッチメント1号機