我が栗園の紹介

私が管理している栗畑について紹介してみたいと思います。
なお、成木の品種名は今までの木の様子から予想したものですので、必ずしも確実とは言えません。また、収穫時期等は年によっても少し異なります。

No 品種 本数 収穫時期 サイズ 令和3年時点
丹沢 成木2本 早生種8月下旬~9月上旬
伊吹 成木2本 中生種9月上旬~9月下旬
人丸 成木1本 中生種9月中旬~9月下旬 小中 伐採 枯れ込み
国見 成木8本 中生種9月中旬~9月下旬 特大 伐採 労力軽減
筑波 成木2本 中生種9月中旬~10月初旬 伐採 労力軽減
銀寄 成木3本 中晩生種9月中旬~10月初旬
ポロタン 幼木14本 中生種9月中旬~9月下旬 特大
美玖里 幼木12本 晩生種9月下旬~10月上旬 特大
武蔵 幼木4本 晩成種10月初旬~10月中旬 特大

栗の成木

この栗畑は借地で、十数年前に所有者の方が植えた栗の木は、借りた当初放任樹の大木になっていました。また、畑全体もジャングル状態でしたので日と時間を掛けて徐々に整備してきました。雑草・雑木・ツタ類・竹を伐採整理し10数本あった栗の成木をなんとか助け出しました。

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助け出した当初の栗畑(6月の様子)

これで収穫を目的とした栗畑になったのですが、それぞれ樹高が10mを超える大木ばかりで、剪定や防除も簡単にはできない状況でした。現在は専門の方々にやり方を聞いて樹高を段々と低くしている段階です。
本格的な栗の収穫は今年で4年目となります。当初は多くの実が害虫にやられ玉のサイズも小さかったのですが、現在では害虫も大幅に減りサイズの大きいものが収穫できるようになってきました。ただし、太い主枝を抜いてきたため収量は減っています。

現在の栗畑

現在の栗畑 手前は幼木

栗の幼木

畑の空いたところに新品種の幼木を30本程植えてきました。最初の幼木が4年目となり徐々に収穫もできるようになってきました(桃栗三年と言います)。

最初の年に苗を30本ほど植えましたが、まともに成長した苗は全体の1/4程でした。病弱な苗が1/4、残りの1/2は2年間で枯れてしまいました。
2年目に12本ほど植え直しましたが、そのうちの4本は完全に駄目。他の8本も芽の出方があまりよくなく、現在の樹勢もあまり思わしくありません。

いままでうまくいかなかった原因として次のことが考えられます。
➀ 最初の苗は12月に購入し、3月まで自分の畑に斜めに仮植えしさなえた。この年は寒かったことと大雪で苗が長期間雪に覆われたことで、凍害に遭った可能性がある。植え方も深植えだった。
➁ 2回目の苗はネット通販で関西地方の苗屋さんから購入した。3月に購入し直後に植えたが、当地(南信州)より暖かい地方の苗であったため芽が進んでおり、植えた後の寒さでやられてしまった可能性がある。

このような訳で3度目の正直となる3年目(昨年度)は、苗屋さんを同じ県内の寒いところを選び、かつ3月の植える直前に購入して植えました。

この幼木の管理については、こちらで紹介していますのでご覧下さい。

H29 新たな成木 追加

平成29年、山沿いの果樹園地帯を見させて頂いた時、またまた放任の十数本の栗の木を見つけてしまいました。園主の方に話して私が管理させて頂く事になりました。何本かは断念して放置、約8本を助け出し、7月からの消毒に間に合ったので今年から収穫が始まりました。品種は全てが「国見」と思われます(収穫してみての判定)。

H29年 追加された成木群

最初の借地に元々植えられてい品種が6品種あり、その畑の空きに自分で植えた幼木が新品種3品種で、更に今回の「国見」の追加で合わせて10品種となってしまいました。H29年の収穫作業も結構大変でした。これから少しずつ減らしたいと思っています。何から減らそうかな…!。